平成29年10月27日
第8期 介護離職防止対策アドバイザー養成講座を開催いたしました。
8期生は9名です。
今回の講座では介護業界の方にもご参加いただきました。
「介護をしていることを公表したくないという社員に対してどのように対応したらいいですか」という質問をいただきました。
公表時期やその方法についてはご本人の意向を伺っていただきたいと思います。
ただし「同僚や上司に隠し通す」ことは、会社としてはお勧めしないでいただきたいと思います。
なぜなら、その「隠している」という気持ちがストレスになります。
また、隠れ介護を会社として推奨するわけにはいきません。
もちろん「介護している」と言いふらす必要は全くありません。
そうではなく
「介護をしながら働くことは当たり前」という企業文化を作っていく必要があるので
そのあたりは従業員とよく話し合いをしていただきたいところです。
働く介護者である従業員だって
日常の介護のことを普通に話したいと思っていると思います。
当機構で養成している
介護離職防止対策アドバイザーは
当事者の支援はもちろんですが、
「介護をしながら働くことが当たり前」の社風作りや職場作りもその役割としています。
アドバイザーを取得された皆さまにおかれましては
各々のフィールドで創意工夫をしながら活躍していただきたいと願っております。
<参加者の感想を一部ご紹介いたします>
非常に充実した内容で具体例や詳細な実例など
先生の熱意とともにお伺いでき非常に勉強になりました。
キャリアカウンセラーとしてキャリア支援を行う際に活用します
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これからさらに増えてくるケアラーからの各種相談に答えてあげられたらと思います。
知識がないと答えられないので、今回参加してよかったです
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キャリア相談室に本件に関する悩みでのご相談があった時には情報提供およびリファー先をアドバイスしていきたい
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経営者による明言、話しやすい環境整備、管理職への支援にはすぐ取り掛かりたいです。
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現在は制度があるだけで支援ができる体制ではないので、情報の提供(提示ではなく)をできるようにしたい
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8期生の皆さま、お疲れさまでした!
<介護離職防止対策アドバイザー養成講座>
講座詳細および申込みはこちらからお願いいたします。
https://rc.persol-group.co.jp/learning/openseminar/care-advisor/
<登録商標>
「介護離職防止対策アドバイザー」を商標登録させていただきました。